インタビュー

大学理工系部門受賞校
東京電機大学工学部環境科学科

藤本 明 教授 

    

藤本教授は東京電機大学の初代国際センター長を務められた後、東京電機大学副学長(国際交流担当)として、同大学の国際化を推進する責任者として活躍し、平成24年度の受賞式にも出席を頂きました。

昨年度の受賞に当たっての感想をお聞かせください。まずは、今回の受賞をどう受け止めていただけましたか。

在籍する留学生に対する支援を充実させようといろいろと努力をしてきましたが、具体的な成果を実感できていなかったので、外部の先生方に認めて頂けたことは、これ以上ない僥倖であったと感じています。改善活動の中心となった国際センターのスタッフにとっても、日本語学校の先生方からのメッセージは、何ものにも代え難いご褒美となったと思います。授賞式当日には私が登壇をして盾と賞状を頂戴しましたが、自分の学問的な研究でこれまでに貰ったどのような賞よりも、嬉しく感じました

 

どのような点が受賞につながったと思われますか。

理工系の大学への進学を目指す留学生が、困っていることや課題と感じていることについて真摯に耳を傾けて、本学として何ができるかとさまざまな点から検証を行ってきた点は大きいと思います。特に留学生科目(日本語・日本事情)の設置にあたっては、日本語学校の先生にも委員として学内の会議にも出席頂き、いろいろなアドバイスを頂戴するなど、これまでの習慣にとらわれずに「留学生のために」と純粋に検討をすることができたと感じています。本学には『学生第一主義』という教育の理念があり、留学生に関してもこの理念を実践できたと考えています

 

受賞後についてお伺いいたします。受賞後、何か変化や影響がありましたか。

特に学内での見方が変わりました「留学生のためにいろいろやっていると聞いていたが、賞をもらうほど頑張っていたのか」というのが学内の教職員の率直な感想でした。『これまでの学内の取組が評価を受けたものであり、みなさんには更に協力をお願いしたい』と私から声を大にして呼びかけられる材料を頂戴したのも大きな成果です。

受賞後は学会や外部の会合などさまざまな場面で「頑張っているみたいですねえ」と声を掛けて頂き、本学の留学生への取組をアピールするとても良い機会となりました。また、週刊東洋経済(平成25年10月22日)「本当に強い大学」では日本国内の754大学のなかで9位にランクインし、今回の受賞もこうした評価に影響していると思います

 

今後の抱負をお聞かせください。

改善活動は尽きることないサイクルであると信じており、今後も『学生第一主義』を徹底していくという姿勢に変わりはありません。但し、私たちの経験や分析だけでは至らない部分もあると感じており、今回のような御縁を大事にして日本語学校の先生方からのアドバイスや支援をできるだけ多く取り入れていきたいと考えています。「理工系の大学を目指す留学生が安心して最先端の科学技術を学べる環境整備」というと特別なことを目指しているように聞こえるかもしれませんが、何事も基本が重要であると信じて、精進していきたいと思います。

 

 

最後に、貴校の特徴のご紹介と、日本語学校の教職員へのメッセージなどいただければよろしくお願い致します。

東京電機大学では、学園の創立100周年を記念して2012年4月に新キャンパスを北千住に開設しました。施設や設備が新しくするだけでなく、教育や研究に対す姿勢や対応を見直す機会となり、『次の100年に向けた取組』を真剣に模索しています。これまで20万人以上の卒業生を輩出し、日本の産業界の礎を支える大学として機能してきましたが、これからは「技術で世界に貢献する人材の育成」を目指しています。

東京千住キャンパスは北千住駅前徒歩1分と非常に便利な場所にありますので、近隣にお越しの際には是非ともお立ち寄りください。留学生の交流スペースの状況や留学生教育の内容などをご紹介したいと思います。

写真提供:東京電機大学

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