
「コロナ禍における世界の語学留学の動向」

「高等教育機関・就職先の現状と今後の動向」


「コロナ禍における世界の語学留学の動向」


インタビュー
専門学校部門2012年上位入賞校
ヒコ・みづのジュエリーカレッジ校長
水野倫理氏
×
友ランゲージアカデミー 白石佳和
宝石デザインの専門学校として大変ユニークな存在であるからこそ、日本語学校としては勧めやすい特色を持った学校の一つです。もちろん、学校として優れた技術を身につけられるという実績があればこその受賞であることは言うまでもなく、納得の受賞です。
-
昨年度の受賞に当たっての感想をお聞かせください。
受賞をどう受け止めていただけましたか。
このような賞が創設されていたことを知らず、初めは大変驚きましたが、日々ご協力いただいている日本語学校の先生方へのアンケートをもとに選出されたことを伺い、大変嬉しく思いました。当校では、学びの環境の向上のため、定期的に在校生に向けたアンケートを実施しており、そこから在学生の満足度については知ることができます。ただ、外部の方から評価いただける機会はなかなかないので、今回受賞させていただいたことで、改めて学校の取り組みに自信をもつことができました。
-
どのような点が受賞に繋がったと思われますか。
当校で学んでいただく技術は特殊なものが多く、また類似した学校もありません。担当のスタッフは、入学を検討していただいている方に、モノづくりの楽しさ、技術の素晴らしさをできる限り伝えられるよう、映像や学生作品をお見せするなど、工夫を重ねていたようです。また、日本語学校の皆様のご協力で、実際に制作体験をしていただくワークショップを実施することもできました。時には先生自らご参加いただくこともあったようです。そのように、当校のスタッフと日本語学校の先生、お互いが留学生の学びの機会のために熱意をもって歩み寄り、モノづくりの楽しさを、実感を持って伝えることができたことこそが、受賞できた最大の要因だったのではないかと考えています。
-
受賞後についてお伺いいたします。受賞後、何か変化(影響)がありましたか。どのような変化がありましたか。
やはり一番は、留学生相談室のスタッフの士気が、今まで以上に高まったことでしょうか。名誉ある賞の名に恥じることのないよう、留学生の皆様のサポートに一層熱がこもっている様子が印象的でした。
-
今後の抱負をお聞かせください。
今回いただいた評価を損なわず、さらに多くの方に当校のことを知っていただける活動に尽力していくことです。留学生の方には、目標として、技術の修得の先に日本での就職を挙げる方が多くいます。当校でも、もちろんその目標を叶えるサポートに力を入れており、昨年度は留学生の日本での就職率89%という結果を出すことができました。今年もすでに、多くの内定報告があがっています。今後もより多くの留学生の希望を叶えられるよう全力でサポートを行い、当校の技術力の高さを証明する後押しとなることに、期待したいと思います。
-
最後に、貴校の特徴、ご紹介など、また、日本語学校の教職員へのメッセージなどがございましたら、お願い致します。
当校はジュエリー、シューズ、バッグ、時計とアイテムを絞って技術を学ぶ学校です。2012年には自転車を学ぶ姉妹校、東京サイクルデザイン専門学校を設立。“人の手の作業”“温もりのあるモノづくり”を教育の根幹として、実践的な専門能力を習得できる場として歩みを進めております。いずれの分野も、ここまで特化して学ぶことができるのはアジア全体で見ても珍しく、さらに学べる技術バリエーションも最大規模だと自負しております。学校は渋谷・原宿の中間と、比較的アクセスのしやすい場所にありますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りいただき、学生の作品や学びの環境をご覧ください。ご希望がございましたらモノづくり体験の機会もご用意させていただきます。
ご協力ありがとうございました