




受賞校・ノミネート校の声(私立大学文系)
2017年8月9日に代々木のオリンピックセンターカルチャー棟小ホールにて2017年日本留学AWARDSの授賞式を行いました。
当日ご出席いただいた方からのコメントを掲載いたします 。(五十音順、敬称略)
●聖学院大学
サベット由里子(国際交流担当副部長)
日本語学校の教職員の皆様から本学をご支持いただき、6年連続「日本留学アワーズ」を受賞することができました。教職員一同、大変光栄に、また嬉しく思っております。心より感謝申し上げます。
聖学院大学では、更なる留学生の支援を充実するために、2017年度秋学期より「留学生センター」を開設いたします。「留学生センター」では、留学生が安全な充実した学生生活を送るための在籍確認、就職および大学院に繋げる日本語能力向上のための支援、そして、日本文化を学ぶために、学内外での異文化体験の企画運営などをしていきます。
●拓殖大学
山田政通(副学長・国際交流留学生センター長)
昨年に続き、今年度も栄誉ある日本留学AWARDSを頂き、大変光栄に存じます。留学生の教育支援で高く評価されたことは、これまでの本学の地道な努力が認められてのことと嬉しく思います。
本学の日本語教育の歴史は長く、1961年にインドネシア政府派遣の研修生を受け入れた時にさかのぼります。今から半世紀以上も前のことです。現在、本学学生の10人に一人は留学生で、毎年1000人程を迎え入れております。留学生は、本学のキャンパスにグローバルな雰囲気をもたらす貴重な存在です。また、留学生は、キャンパス周辺の夏祭りや近隣学校との国際文化交流にボランティアとして参加し、生の日本文化に触れる機会を持つとともに、地域住民の方々や学校関係者からも高く評価されています。
今後も、今回の受賞を励みにさらに留学生教育の充実に努めていく所存です。喫緊の課題としては、留学生の就職活動支援の強化があります。日本での就職を希望する多くの留学生の夢を叶えるべく、企業や他大学とも連携を深めながら、全学を挙げてその体制づくりに着手しているところです。今後とも本学の取り組みに注目していただければ幸いです。
●東洋大学
竹村牧男(学長)
このたびは、昨年に引き続き日本留学AWARDSに選出いただき、また2017年の大賞校としてもあわせて表彰いただきありがとうございます。
東洋大学は2014年に「スーパーグローバル大学創成支援」タイプBへの採択を受け、大学全体の国際化とグローバル人財の育成とに全力で取り組んでおります。留学生の積極的な受け入れの推進もその一環であり、本学の入試広報等の改革への努力が受賞につながったと思っております。この受賞を励みにさらなる留学生受け入れ体制の充実とキャンパスの国際化をはかってまいりたいと思います。
今後ともご指導ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
●大阪成蹊大学
國方太司(副学長)
2014年度から2017年度にかけて、「日本留学AWARDS}に3回ノミネートされたことに感謝いたします。「桃李不言下自成蹊」(桃李もの言わざれども下おのずから蹊を成す)を建学の精神とし、「忠恕」(誠を尽くし人の立場になって考え行動する)を行動指針として、人間力育成をめざし教育に取り組んでまいりました。選考理由として、留学生サポート(生活面、学習面、就職面)、入試システムにおいて高い評価をいただきました。グローバル化の流れの中で、留学生の受入れに当たり、留学生のために何が必要かを考え、入試システム、修学指導、就職支援など、いろいろな取り組みをした結果として、留学生に推薦したい大学との評価を頂いたことをうれしく思っております。
●関西学院大学
阿部美恵子(日本語教育センター 特別契約准教授)
この度は「日本留学アワーズ」の西日本・私立文系部門にノミネートしていただき、ありがとうございました。
推薦理由から、教育面の質の高さを評価してくださっていることが分かり、教育に携わる者として大変うれしく思います。
本学には「関学ファミリー」ということばがあります。入学した学生、教育に携わる教職員等、本学で学びに携わる者はみな家族の一員であるという考えです。これにはもちろん、留学生も含まれます。留学生ひとりひとりを関学ファミリーの一員として受け入れる支援体制がありますので、安心して留学生のみなさんに進学していただけるのではないかと思っております。
今回のノミネートを励みに、さらに質の高い留学生の教育・指導に取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
●名古屋経済大
金村久美(国際交流室室長)
この度は、「日本留学AWARDS」に2年連続でノミネートいただき、大変光栄に存じます。110年の教育の歴史を有する本学は、留学生の受け入れ17年の経験を積み、特に2014年以降はグローバルな大学へと舵を切って、留学生の受け入れ体制を整えてまいりました。
現在、本学では、県下最大の13カ国440名以上の留学生が勉学に励んでいます。本学では、留学生はお客様ではなく、大学の主役として日本人学生と学び合い、活躍する存在です。また、犬山市をはじめとする近隣の地域でも、自治活動や国際交流の場などに留学生が参加し、地域も元気にしはじめています。
多くの留学生が日本での就職を目標としております。本学としても、彼らをグローバル人材として社会に送り出すことにより中部地区の国際化に貢献したいと考え、1年次からのキャリア教育により就職支援を強化しております。その結果、2016年度卒の留学生の就職希望者全員が愛知県内企業に就職を果たしました。今後も慢心することなく、社会のニーズに応え、学生たちの夢を叶えるため、グローバルな人材育成に取り組んでまいります。
●四日市大学
岩崎泰典(学長)
このたびは、私立大学文系部門〔西日本地区〕において、3年連続「大賞」をいただくことができましたこと、大変光栄に思っております。ご推薦いただきました日本語学校の皆様には、厚く御礼申し上げます。
さて、本学は「世界を見つめ地域を考える」をスローガンに、開学当初から留学生を受け入れ、留学生支援センターを設置するなど、教職員が一体となった支援体制を整え、留学生一人ひとりに対するきめ細やかな教育・生活指導を心がけてまいりました。そうした取り組みは、留学生のみならず日本人学生への刺激にもなり、キャンパスの国際化に大きく寄与しています。
2014年の文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」採択を機に、大学改革を進め、2017年4月からは2学部5分野への学部改編により、カリキュラム改革を実施いたしました。「地域を教室に、日本を学ぶ」を合言葉に、フィールドワークを中心としたアクティブラーニングを進めています。留学生も地域に出かけ、地域で学び、大きく成長することで、日本企業をはじめ、世界で活躍する人材育成につながるものと確信しております。
これからも、この名誉ある賞に慢心せず、留学生目線に立った、教育指導・支援に取り組んでまいります。引き続き、ご指導ご鞭撻をいただきますよう、よろしくお願い致します。