受賞校・ノミネート校の声(大学文科系)
2014年8月5日に代々木のオリンピックセンターカルチャー棟小ホールにて2014年日本留学AWARDSの授賞式を行いました。
当日ご出席いただいた方からのコメントを掲載いたします。(五十音順、敬称略、●は東西受賞校)
●聖学院大学
山下研一(広報局長)
3年連続で日本留学AWARDSにノミネートしていただき大学と
して大変光栄に思います。入試から卒業後まで留学生一人ひとりと向き合い面倒見のよい教育を行なってきたことをご評価いただいたのでしょう。と申しますのも本学の留学生受け入れは当初より日本語学校の先生方との共同で進めてまいりました。一人の留学生生を中心に置いて、どうすれば良い学生生活が送れるか、良い成果が出せるかを日本語学校の先生と相談しながらやってきています。ますます留学生教育が注目されますが、今後とも変わらない協力関係をよろしくお願いいたします。
●明海大学
下田直樹(経済学部長)
このたびは、「留学生に勧めたい進学先」上位校にノミネートの上、表彰までしていただき、誠にありがたく、光栄に存じております。初めての受賞です。
明海大学は1970年に埼玉県坂戸市に歯学部を開設してスタートしましたが、1988年以降千葉県浦安市に4つの文科系学部(外国語学部、経済学部、不動産学部、ホスピタリティ・ツーリズム学部)を設けて5学部7学科を擁する総合大学となりました。開設以来、「社会性・創造性・合理性を身につけ、広く国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成をめざす」という建学の精神の下、日本人学生を海外に送り出すことはもちろん、海外からの留学生や研究者等を受け入れる国際交流には、教職員一丸となって特に力を入れてきました。今回の表彰は、その取組を日本語教育振興協会の皆様や日本語学校の先生方に評価していただいた結果と、うれしく受け止めています。
今回の表彰を機に、今後もさらに一層、日本語教育関係の皆様と力を合わせて、グローバル人材の育成に努めていく所存でございます。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
●明治大学
一昨年度,昨年度に引き続き栄えある賞を賜り,教職員一同感謝の念に堪えない一方で,斯様な評価を頂戴していることに身の引き締まる思いが致しております。
引き続き大学入学を目指す留学生の皆さんにとって魅力的な大学であるよう,また,日本語学校教職員の皆様からお勧めいただける大学であり続けられるよう,努めてまいります。
この度は誠にありがとうございました。
●愛知大学
太田 あおい(国際交流センター事務課・課長)
この度、本学愛知大学を、一昨年、昨年に引き続き3年連続で「日本留学AWARDS」にノミネートいただき、誠に光栄に存じます。日本語教育に携わっておられる先生方には、本学をご理解いただき、また外国人留学生にご紹介をいただき、心より御礼を申し上げます
本学は、建学の精神の一つとして「国際的視野と教養をもった人材の育成」を掲げておりますが、その一環として、外国人留学生受入を積極的に行ってきた結果、現在、愛知県内で学部外国人留学生在籍数が最も多い大学となっています。今後とも、外国人留学生の皆さんに安心して本学で学んでいただけるよう精一杯努力を続ける所存でございます。今後ともご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。
●大阪成蹊大学
鍛冶致(マネジメント学部准教授)
つねづね「私たちの大学なんて、まだまだだ」と思っていたところノミネートの知らせが来たのでたいへん驚いております。ただ、良く考えてみますと、本学には全国に誇れる取り組みが3つあります。
一つ目は徹底した出欠管理です。本学ではスマホで出欠を取っており、どの学生が遅刻・欠席したのかがリアルタイムでぜんぶ把握できます。このシステムを導入して以降、遅刻が激減しました。また、休み癖がつき始めた学生をいち早く察知して指導することも可能になりました。
二つ目は徹底した規律重視です。これには「挨拶の励行」「授業中の飲食禁止」等いろいろありますが、学園の雰囲気を最も大きく変えたのは禁煙指導です。これは本学構内に留まらず本学周辺においても徹底させました。条例で本学周辺を路上喫煙禁止地区に指定してもらった上で教職員による巡回を始めたのです。
三つ目は徹底した就職指導です。就職部の職員を大幅に増員し「就職希望者は一人残らず就職させる」という姿勢で取り組んだところ、2012年春以降、就職を希望する留学生の95%以上が就職しています。
ただし、以上は全て本学が全学を挙げて取り組んでいることであり、私たちはただ単に、本学に入学してくれた学生に対して当然すべきことを留学生に対してもしているだけです。
今回の結果におごることなく、今後も日本語学校の先生方に安心して学生を送ってもらえるような大学を目指し頑張って参りますので、どうか宜しくお願い致します。
●関西大学
川原哲夫(国際部事務部長)
日本留学アワーズ2014西日本地区大学(文科系)部門へのノミネートありがとうございます。このような栄えある賞をいただき、大変光栄に思います。関西大学は、意欲の高い外国人留学生の皆さんを、学業や生活などあらゆる面からサポートし、留学目的を達成できるようきめ細かなプログラムを用意するなど、日々、受け入れ体制を強化してまいりました。このような地道な努力が、留学生の皆さんや日本語学校関係者の皆様に高く評価いただいたものと受け止めております。関西大学では、留学生と日本人学生が肩を並べて学び、大学生活を送りことができるよう更なる環境整備を進めてまいります。今後とも、引き続き、ご指導くださいますよう、お願い申し上げます。
I●関西学院大学
澤谷敏行(国際連携機構事務部長)
日本語学校の教職員の皆さんから西地区文科系部門の大賞に選んでいただいたことを大変光栄に思います。本学は、Mastery for Service というスクールモットーを持っています。日本語では「奉仕のための練達」と訳されていますが、学問は自分のために学ぶのではなく社会に奉仕するために学ぶのであるということで、「世界市民育成」が本学の目標であります。留学生を世界市民に育成したいと考えています。留学生が学びやすい環境を整備し、今後とも選ばれるよう努力したいと思います。
また学部に引き続き大学院でもノミネートしていただき、大変ありがたく思います。本学の大学院の留学生はそう多くないのですが、それにもかかわらず選んでいただけたことに疑問を持ちましたが、ニューズレターのアンケートのコメントを読ませていただき、指導教員の方々の努力の成果だとわかりました。まだまだですが、今回の評価をしっかり受け止め、多くの留学生に入学していただけるよう努力したいと思います。
今回は名誉ある賞をいただき、大変ありがとうございました。
●四日市大学
加納 光(環境情報学部准教授/留学生支援委員)
自校の『留学生に勧めたい進学先』として昨年度に続き本学がノミネートされましたことは、誠に光栄なことと喜んでおります。
本学のような小規模大学をご推薦いただきました日本語学校の諸先生方には、心より厚く御礼申し上げたいと思います。今回ノミネートという形で寄せられた本学に対する期待と信頼を裏切ることのないよう、教職員一同、再度気を引き締めて、留学生に対する教育ならびに生活支援の一層の向上に全力で取り組んでいきたいと考えております。小規模大学ならではの心の通ったきめ細かい留学生支援をモットーに、引き続き献身的な当該支援に努めてまいります。日本語学校の教職員の皆様方には、どうか、今後ともよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申しあげます。